Kauli Seadi Interview with Continentseven
久々にカウリの動画を見たついでに、最近は何をやっているのかと調べてみると、ContinentSevenにロング・インタビューが載っていた。2017年は、ブラジルのテレビ局の企画で4ヶ月間程、トンガ、サモア、フィジー等の南太平洋諸島の波を求め、ボートでアイランド・ホッピングの旅をしていたようです。
Interview with Kauli Seadi about his boat trip, Maui and his boards
以下、一部を要約&意訳。。。
Q. 10月中旬にボードテストや写真/動画の撮影のためマウイに行っていたそうですね? フィジーでワールドクラスの波に乗った後のホキーパでのライディングはどうでしたか?
A. そんなに海が混んでいないときに、何人かの友人とともにホキーパで練習が出来て良かったです。東のスウェルと強い風の日が続き、最高とまではいかなくとも安定したコンディションの中で練習と撮影ができました。ホキーパを(フィジーで有名な)クラウド・ブレイクと比較するのは難しいですね — フィジーでは完璧にリーフでピールした状態の波が何種類もありありますから。でもこうしたポイントのほとんどはロータイドの時にリーフがむき出しになり非常に危険です。
Q. 大会や競技に出たいと思ったりしますか?
A. とても懐かしく思っています(”I do miss it”)。競技は自分自身を高め、よりよい道具を開発しようという志の源になりましたし、ヒートの12分間に全てを合わせ、そして力を出し切るというマインド・セットを持つことができるようになりました。
Q. LeviやMorgan、Brawzinho、Berndといったライダーを見ていると思いますが、最後にホキーパに来たときから彼らのウェイブライディングは進化していると思いますか?
A.. 勿論毎年進化していると思いますよ。Brawzinhoはサーフ・トリックとジャンプを新たなレベルに引き上げ続けているし、Leviはもの凄く速くて且つ流れのある(”fluid”)マニューバーを刻んでます。
Q. 昨年は多くのライダーがthrusterセッティングに変更し、一時期のquadブームが過ぎ去ったようにみえますが。。。 あなたがQuadにこだわる理由は?
A. Quadはよりドライブがかけられ、アグレッシブにライディングできます。私のライディング・スタイルでは、ボードがよりコントロール可能になります。Brawzinhoもquadを好んでますね。Thrusterはオンショアコンディションにより向いていると思います。
Q. あなたが載っているボードはかなりラディカル且つスケート・ライクで、一部雑誌の試乗レポートにはウェイブ・ビギナーには向いていないということも書かれていますが。
A. 私のボードは、ボード・シェイプにおける私のコンセプトを体現したもので、私自身が好む動きを実現してくれるものです。常にプレーニング状態には入れる”ウェイブ・スラロームボード”に慣れている人には向かないかもしれません。私のボードは、波の中を素早く動くことを中心にしており、ストレートラインを早く走ることは想定していません。プレーニングを中心にしたい人向けには、Cameleon(カメレオン)というオンショア・コンディション向けの素晴らしいボードがあります。
(Photo: Fish Bowl Diaries)
Q. ウィンドサーフィンは一時あなたの人生の中で最も大きな部分を占めていました。今はどうでしょうか? フォイルSUPやカイトボードのような道具も使っていますか?
A. 自分のホームにいるときには毎日ウィンドサーフィンしていますよ。素晴らしいコンディションに恵まれていますから。”Bump and jump”とフリースタイルのミックスのようなスタイルです。ただ、今はsurfSUPのフォイルに非常に興味があります。ダメダメな波でも素晴らしい波に変えて乗れてしまうみたいですからね。