物議をかもすナイキの新コマーシャル
(後記:9/29) 改めて見ても、心を響くものあるので、全体を下の方に和訳してみました。
試合前の国家斉唱中に、人種差別に反対する意思表示のため、起立せずに片膝をついたことで全米を巻き込む物議をかもした男、コリン・キャプニック(当時49yers クォターバック)。
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ナイキは「JUST DO IT」誕生から30年の記念CMのメイン・キャラクターにキャプニックを選びました。
っで、20秒あたりから、ジョーズ(ピアヒ)に挑むカイ・レニーの映像があります。嬉しい瞬間です。
CMの最後は、キャプニックのこんな言葉で締めくくられます。
「自分の夢がクレージーかを自問してはいけない。その夢が十分にクレージーかを自問するんだ」(”Don’t ask if you dreams are crazy. Ask if they are crazy enough”)
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「もし人々が君の夢を”クレージーだ”と言ったとしても、また、もし君が自分自身で出来ると思っていることを嘲り笑うことがあったとしても、それでいいんだ。自分のスタイルを持ち続けるんだ。”出来る”ことを信じない彼らが理解できないことは、クレージーであることが嘲りの対象にはならない、ということだから。そう、クレージーであることは、賞賛に値するものなんだ。」
「学校で一番足が速い人、世界で一番速い人を目指してはダメだ。歴史上一番速い人間になるんだ。」
「OBJ(※)のユニフォームを着てプレーする自分のイメージしてはダメだ。OBJが君のジャージを着ることを想像するんだ。」
※NFL NYジャイアンツ所属のワイドレシーバー
「ホームカミングでクィーンになることで満足してはだめだ。ラインバッカーで満足してもだめだ。両方やってみるんだ。」
「120ポンド(約55キロ)減量し、トライアスロン選手になるんだ。例え脳腫瘍が見つかった後でも。」
「君自身がだれか他の人になろうなんて考えてはダメだ。もし君が難民であっても、それでサッカーを続けること、そして16歳で代表選手を目指すことを諦めてはいけない。」
「この惑星でナンバーワンのバスケットボール選手になろうとしてはダメだ。バスケットボールを調節した存在になるんだ。」
「何かを信じるんだ。たとえそれが、すべてのものを犠牲にしても。」
「もし世間が歴史上もっとも偉大なチームを語るとき、君が所属したチームがそう語られることを目指すんだ。」
「もし片手しかなかったとしても、ただアメフトを見ていてはダメだ。プレーするんだ。最高のレベル・舞台でだ。」
「もし君がスラム街出身だったとしても、テニス選手のままで終わってはいけない。今までで最高のアスリートを目指すべきだ。そう、そうあるべきだ」
「自分の夢がクレージーかを自問してはいけない。その夢が十分にクレージーかを自問するんだ」