中国のウェイブプール

Stabその他の媒体を賑わせている中国発のウェイブプール。

っていうか、これKelly Slater(正確にはWSL傘下のKelly Slater Wave Company, LLC)のWave Ranchと仕組みがそっくり。Stabによると、総工費用は日本円で4億円ちょっと。対するKellyのWave Ranchは20~30億円。人件費やメンテナンス費も恐らくKSWの方がコストかかっていると思う。

KSWが取得した特許は、インターネットでも公開されている(←クリックすると特許情報が書かれたサイトにとびます)。数えたところ10個ほど。上記動画をみたところ、かなりKSW特許のパクリ的な部分も感じるが、もしKSWが中国で特許申請していないとなると、侵害クレームもできないだろう。

ただ、動画を見る限り波のクオリティは全然違う。

特許申請をすると、申請内容は一定期間を経ると一般に公開されることになる。勝手な想像だが、KSWのWave Ranchは、一番根幹の技術はあえて特許申請をせず、ノウハウとして第三者に情報が漏れないようにしているかもしれない。コカコーラの原液のように…

 

サーフィンがオリンピック種目に決定してから、中国でもナショナル選手の育成に力を入れているらしい。

上の動画を見る限りまだまだな感じが伝わってくるが、この国が本気をだしたら海南島あたりにトレーニング施設を作って、近いうちにQSあたりに有望な選手が出てくる気がする。

ウェイブプールも、KSWの関係者を億単位のサラリーを提示して引き抜き、設備ノウハウを吸収するかもしれない(←恐らくKSWは、従業員に退職後の競業避止義務を課してはいるだろうが)。かつて日本の半導体や液晶関連技術が中国・韓国に流失したように。。。

日本の建材・建築メーカーが本気出したら凄いウェイブプール出来ると思う。カノア五十嵐のスポンサーの木下工務店さんあたりやってくれないかなぁ。