バランス・ボード — どうしてこんなに高いのだろう?

2年程前にSUPサーフィンを始めたときから、陸トレの一環としてのバランス・ボードを探しておりました。

業界で一番有名なバランス・ボードといえば、恐らく「Indo Board」。ボードとローラーのセットは、Amazonでの販売価格はだいたい17,000円強。ヤフオクやメルカリでも製品の状態によりますが、1~1.3万円程。

Courtesy: sinano.co.jp

他にもIndo Boardに似ている製品としては、「Goof Board」がありますが、こちらもAmazonでの販売価格は24,000円前後。

最近、SUP Magazineで紹介されていた「Kumo Board」。日本円(1ドル110円と仮定)で16,500円前後。

私が自宅で(たまに)使っているのは、こちら。1,300円。。

バランス・ボードの評価ランキングについて書かれた海外サイトを見つけましたが、こちらは陸上/ジョギングの観点からの評価のようです。

いわゆるIndo Board型のバランス・ボード、一般消費者の感覚からするとかなり値段が高いと思います。この点、BtoBビジネスの最大手Alibabaで調べてみました。

ドンピシャのものはありませんでしたが、似た製品(ぱちもの?)の製造メーカー-流通業者間価格が分かります。

なんちゃってIndo Board(←Alibabaの製品紹介サイトにとびます)の取引価格は、32ドル(約3,500円)。

Courtesy: alibaba.com

私が持っている一体型のバランスボードは、約500円。

Indo Boardは、パチモンよりもきっとコストをかけていると思いますが、だいたい5,000円程度ではないかと想像します。技術進歩は全くないことはないかと思いますが、製品にしめるR&D費用は既に回収されているかと。そうなると製造メーカー(OEM供給元)から購入する費用に、輸送費、マーケティング費(マーケティングに際しての人件費を含める)等を加えても、1台あたりで相当な利益が出ているかと想像します。

上記の費用項目に加え、既に第三者によってバランスボード関連の必須特許が取得されている場合には、販売元ないし製造元が特許権者に対しロイヤリティを支払うことになります。試しにアメリカの特許庁のウェブサイトで、「バランス・ボード」関連の特許を調べたところ、かなりの数が出てきました。

リンク:USPTO(米国特許庁)でキーワード「balance Board」で検索した結果

Courtesy: USPTO           “Balance Board”で登録された特許書類の一部

仮にIndo Boardが複数の第三者必須特許を使用していても、合計のロイヤリティはそこまで高くはないのかと思います。そうであれば、同じクオリティで格安で参入してくる日本メーカーとかが出ててきてほしいところです。(ムラスポあたり、手頃な価格で参入してほしいですね。)