どうしてGoProが誕生したのか (過去記事)
昔ウインドサーフィン系のブログをやっていた時に書いた投稿。4年前のものです。
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アクションカム製品の購入検討のためネットサーフしていたら、GoPro創業者(サーファー)に関する面白い記事を見つけました。
GoPro創業者のNicholas Woodman(39歳)。サーフィンをしたいためにカリフォルニア州のサンディエゴ大学に通っていた彼は、大学卒業後にゲーム会社を起業するもドットコム・バブルのあおりを受けて廃業。失意の中、オーストラリアとインドネシアにサーフトリップに出かけた際、防水対応の使い捨てカメラをリーシュやゴムひもを使って手首に固定して波乗り写真を撮っているときに、GoProのビジネスを思いついたそうです(当時27歳)。
旅から帰国した彼は「とりあえず4年間頑張ろう」と期間を区切ってGoProを創業。自宅で3Dデザインソフトを作って試作したプラスチックケースを中国の工場に送って5000個分を製造委託し、それを同じく中国で見つけた単価3.5ドルの35mmカメラと合わせて販売を開始。創業当初は、設計、開発、営業、パッケージングの全てを実家のガレージで彼がしていたそうです。
現在(2013/9時点)のGoProの市場価値が22.5億ドル(約2300億円)で、彼の持ち分による資産は1300億円ほどとのことです。まさにアメリカンドリーム。。。
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2018年3月時点での時価総額は9.3億ドル(約1000億円)。かなり株価は乱高下したみたい(GoProの株価チャート)。
アクション・カムは日本のS社も出遅れて参入したけれど、時すでに遅しでしたね。っが、最近のアクション・カム市場は中国製の「GoProもどき」が市場を席捲している感あり。日本のカメラメーカーがこの分野にあまり積極的に出ていないのは、市場が飽和状態で、コスト競争面でも厳しいと読んでいるかと。
今年1月にドローン市場からのの撤退を表明したGoPro。この先どこに進むのだろう? DJIによる買収はあるか? でもトランプ政権はそれを認めないだろうなぁ(関連記事にリンク)。ぶつぶつ。。。
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